不妊とは、WHOの定義では、「避妊をしていないのに、2年以上にわたり妊娠に至れない状態」を指しています。
「最初の妊娠に至れない状況」と、「妊娠や出産後に、次の妊娠に至れない状況」とに区別する考え方もあります。
日本では、妊娠を望むカップルの1割が不妊症であると言われています。男性側に原因があるとされる場合、
また女性側に原因があるとされる場合、それぞれ同率で40%ほどだと言われています。
またどちらにも原因があるというケースが15%ほど、原因不明が5%ほどあるようです。
昔は、女性が嫁入りしてもなかなか妊娠しない場合は、男性側の家族や男性から離縁を申し渡されることもあったとか。
今ではとても考えにくいことですが、不妊による離縁が認められていた時代もあったようです。また女子だけを妊娠する場合も、
似たような扱いを受けることがあったようです。ただし、現代では、女子だけを妊娠する場合は、どちらかというと
男性側に原因があるケースが多いと聞きます。また、不妊の原因は、女性だけでなくどちらにも原因があるとされています。
不妊は病気ではないという説が、一部のフェミニストからも言われていますが、どちらに定義を置くかで、
保険の適用も変わってきます。2010年現在日本国内では、不妊症に関して何らかの疾患名がついた場合は、個別の治療に対して
保険が適用されるものの、人工授精・体外受精など不妊治療の王道となる治療に関しては、適用外となっているようです。
しかしながら不妊治療は、年々目覚しい進歩を遂げており、原因不明とされていた原因が解明されたり、
体外受精の技術が根付いたり、自治体によっては助成制度があったりと、厳しい面ばかりではないようです。
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